どうも。もーりーです。就活をしていると、大企業への就職に憧れることってよくありますよね。給与も高いし、福利厚生や休みがしっかり取れるし、最高だと思います。
でも、激選区で内定獲得のハードルも高いので、なかなか受からない人も多いはずです。そんな方に、大企業出身の私からアドバイスをしたいと思います。
大企業とベンチャーの3つの大きな違い
まず就活の時に知っておくべきなのは、大企業とベンチャーの違いです。
会社の規模はもちろんですが、就活でこの違いを詳しく理解しておくことは重要です。
今回は大きく3つご紹介できればと思います。
仕事内容が新規か既存
ベンチャーは新規開拓の仕事がメインで、大企業は既存の仕事を回すのがメインです。
当然ですが、ベンチャーは会社の規模拡大を目指し、大企業は今の事業をブラッシュアップすることが目的です。
若い時期からバリバリ最前線で活躍できるのはベンチャーですが、その分負荷がかかるケースが多いです。
一方、徐々に仕事の質も量も上がっていき、40代くらいから役職につけるレール型の仕事は大企業です。
部署のバラエティー
部署が細分化されているかどうかは、大企業とベンチャーの大きな違いです。
大企業というのは組織が大きい分、部署がとても細かく分かれていて、よく再編成されます。
人事部・経理部・総務部・営業部・販売部・企画部・戦略室・秘書室などなど。
たくさんの部署が存在し、さらにその中に細かいグループやチームまで分かれています。
一方でベンチャーは、社長・営業・人事・その他少しの部署だけで成り立っています。
人数も少ないので、業務を兼任していることが多く、明確な役割分担がないこともあります。
仕事は日々変化しつつ役割も流動的なので、自分に与えられる仕事はきちんと決まってないことが多いです。
チーム戦か個人戦かの違い
大企業はよりチーム戦であり、ベンチャーはより個人戦である傾向が強いです。
これは組織や人員の規模の違いが影響しているのですが、大企業は大人数で、ベンチャーは少人数で仕事を進めていきます。
たくさんの人の意見を聞いて最大公約数を答えにする大企業と、個人の意志を尊重して事業に反映させるベンチャー。
大企業はよりリスクを減らす方向へ進み、ベンチャーはリスクを承知で新しい事業を作り出します。

仕事内容、部署、チームか個人か。これは就活の必須の知識だよ♪
就活で大企業に落ちる3つの理由
先ほどの基礎知識を踏まえた上で、なぜ大企業への就活が落ちてしまうのでしょうか。
ここでは3つの大きな理由をご紹介したいと思います。
野心的な性格である
社長になる、起業家になる、お金持ちになるなど、野心が強い性格の持ち主だと落ちやすいです。
面接の場で直接的に「社長を目指します!」と宣言する人がいますが、ほぼ100%落ちます。
なぜなら、先ほどの「大企業はチーム戦である」という暗黙のルールに合わないからです。
言葉に出さずとも、野心家の人は面接の時にいろんなところで内面を感じ取られてしまいます。
大企業で出世する人というのは、ガツガツ仕事できる個人能力が高い人ではないのが実情。
周囲と仲良くうまくコミュニケーションが取れ、ミスが少なく、仕事を淡々とこなせる人が上にいきます。
野心バリバリの人は、大企業で落ちることが多くなると思うので注意が必要です。
ちなみに、野心家で大企業に行きたい人はリクルート系の会社がおすすめです。
ベンチャー気質な人材がゴロゴロいる会社なので、ハイレベルの仕事を自由にやれます。
それか思い切ってベンチャーに就職っていうのもありです。転職で大企業にもいけますからね。

野心を持つのは良いことだけど、大企業面接では逆効果。使い方注意!
自己主張が強すぎる
「私は御社に入ったら、○○をやって、○○になって貢献したいと思います!」
意気揚々と自分のやりたいことを主張する人がいますが、これは絶対NGなので注意してください。
なぜなら、大企業では希望通りの配属先にいく可能性は高くないからです。
人事担当からみれば、就活生の資質を見極めつつ、どこの部署に配属したら活躍するか考えています。
ところが、就活生が自ら配属して欲しい部署を言ってきた場合、はっきり言ってウザいわけです。
「いや、それはお前が決めることじゃない。人事が決めることだろ」と。
先ほどもご紹介したとおり、大企業には無数の部署が存在しているので、配属先がどこになるか本当にわからないのです。
ちなみに私が就活をしていた時、大企業での面接では「どこでも大丈夫です」と伝えていました。
これは我ながら素晴らしいと思うのですが、大企業ではどんな場所でも頑張るアピールをするのが最良の方法です。
新入社員で思った部署に配属されなかったとしても、入社してから上司にアピールすれば良い。
あくまで大企業への就職を成功させたいのなら、どこでもなんでもやる!という精神がベストです。

自己主張のしすぎは大企業ではマイナス。とにかく頑張る姿勢だけ見せればOK!
元気やヤル気が表に出ない
大企業での面接では、特に元気やヤル気というものが重要視されます。
なので、元気がない人は大企業では好まれない傾向があるので、注意が必要です。
これはなぜかといえば、大企業は大人数で仕事を進めるチーム戦だからです。
例えばチームスポーツで優勝を狙う時、ヤル気や元気のない人はチームに入れたくないですよね。
とても単純な理由ではあるのですが、この背景を理解していない就活生が多いのが現実です。
また、先ほども言ったとおり、大企業は無数の部署があるので、どこに配属されるかわかりません。
したがって、専門的知識を持つ真面目な人間よりも、知識はないけど元気があるけど体育会系の方が好まれる傾向が強いのです。
極端な話、面接官に会った瞬間の「こんにちわ!」の第一声で、ほぼ合否が決まるレベルです。
恥や緊張はあると思いますが、それを捨てて、思いっきり元気よく挨拶するだけで合格確率は劇的にアップしますよ。

大企業は元気とヤル気重視!気持ちの良い挨拶と笑顔を忘れず!
大企業対策しても選考で落ちるワケ
ここまで、大企業で落ちてしまう理由を3つご紹介してきました。
「野心」「自己主張」「元気とヤル気」を改善すれば、大企業での内定確率は確実にアップするでしょう。
ただし、それでも絶対に選考で落ちることの方が多いことを知っておいてください。
私の場合でいえば、サントリー・エーザイ・武田薬品・ENEOSの4社から内定を獲得できました。
どちらかと言うと、華やかな業界ではなく堅実な業界からの評価が高かったという印象ですね。
一方で、五大商社やマスコミなどのキラキラした業界は全て落選したのも事実です。
人には性格的な相性があるので、全ての会社で内定を獲得するのは至難の技なのです。
むしろ、会社によって自分のキャラを変えないといけないので、自分の軸がブレてしまう危険性があります。
結論、大企業の中でも受かる受からないがあって当然。
全部うまくいくようなら、むしろ自分の軸のなさを危険視しろ。
最大限大企業対策をしつつも、受からなかったら相性が悪かったでOK。
いちいち落ち込む必要もないし、あなたの性格に問題があるワケでは全くないので安心してください。
就活エージェントの活用が内定獲得の最短ルート
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そんな人は、就活エージェントを活用して、プロに相談するのがベストだと思っています。
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詳しくは、キャリアチケットのサービス内容と評判を徹底調査と言う記事でまとめていますので、ぜひ見てみてくださいね。
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まとめ
大企業にどうしても就職したいのなら、落ちる理由を知って改善することが一番です。
給与や福利厚生や社員研修など、ベンチャーでは得られないような恩恵が大企業にはあります。
ただし、大企業は長居することは禁物ですので、転職前提の就活が大切になると思うんですよね。
このあたりは、大企業社員は20代しか市場価値はないという記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事がみなさんの就活の成功に、少しでも役に立てれば嬉しいです!