どうも。もーりーです。就活をやっていると、企業研究をやらなきゃいけないって言われますよね。会社のホームページを見たり、資本金や規模、業務内容などを調査するのが企業研究。
でも実際のところ、どこまで調べれば良いのか、何をどうやって知れば良いのか分からなくないですか。そしてそもそも、それがどういう意味があるのか。
今回は企業研究について、元人事採用担当者がバッサリいっちゃいたいと思います。
就活市場の動きを理解せよ
企業研究を語る前に、就活生の方々にぜひ知っておいて欲しいのが就活市場です。
結論から先に言うと、超売り手市場だから就活生の方が断然有利な立場に立っているということ。
その理由は、こちらのデータを見てください。
こちらは、新卒採用の見込みについてのデータです。
見てのとおり、年々採用人数を増加させる企業が増えていることがわかると思います。
私が就活をしていた2008年卒の時期は、超売り手市場と言われていました。
売り手市場を簡単にいえば、「採用枠>就活生の数」で就職有利な状態のことです。
私が就活開始2ヶ月で内定4社獲得できたのも、この影響もあったんだと思っています。
その直後にリーマンショックが起こり、世界的な大不況に陥りました。
2009年はすぐに影響でなかったのですが、2010年卒は超買い手市場になりました。
(大学院に進学した私の同期は、就活でかなり手こずっていましたね。。。)
そこから就活市場は回復し、2018年卒の就活は2008年よりもさらに売り手市場になりました。
アベノミクス効果もあって、2019年卒以降も売り手市場はさらに進み、就活生は超有利な立場になっていくと予想されています。
そして、もう1つこちらのデータを見てください。
こちらは、2018年の企業側の採用テーマについてのデータです。
1位は圧倒的に「母集団の拡大」、つまりは人数が欲しい企業が多いということですね。
逆をいえば、いま人材が足りていない企業が多いという証拠でもあるわけです。
これらのデータを見てお分かりだと思うのですが、いま就活生はかなり有利な立場です。
就活市場がそんな状況にあるということを、みなさんは理解しておくべきですね。
企業研究が無意味な3つの理由
では本題ですが、結論、就活における企業研究は全く無意味だと思っています。
それはなぜなのか、以下の3つの理由があるので見てみてください。
情報戦で企業には勝てない
これはメチャクチャ重要なポイントですので、要チェックです!!
情報の量も質も「企業>>>就活生」なので、情報戦では100%勝てないことを知るべきです。
例えば、就活面接でこんなことを就活生が言ったとしましょう。

就活生:御社ではいま海外事業に力を入れられていて、ロシア・ブラジルなどに新拠点を構えられていると知りました。私も留学経験があるので、ぜひ新しい海外拠点で英語力を生かして頑張りたいです!(ドヤ!)
一見、きちんと企業研究しているし、自分の考えも入っていて良く思いませんか。
でも、企業側はこう思っている可能性があるのはご存知ですか。

(ロシアとブラジル、実は採算全然合ってなくて赤字なんだよな。新しい海外拠点はいったんストップすることが昨日から検討始まったんだよね)
もちろんこれは一例ですが、要するに、企業と就活生では情報の鮮度が違うのです。
こんなタイムリーかつ社外秘な情報は、就活生は知りえないですから、努力しても無理なのです。
それを知らずに、企業情報で就活を戦おうとすると、マイナスしか生まれないわけです。
実際に私は、それを就活時代から感じていたので、企業研究は面接前日にHPを見る程度でした。
面接で企業のことを聞かれても「分かりません」と伝えていましたし、語っても負けると分かっていました。
企業の情報は面接官の方が100倍持っていますから、下手に詳しい情報を語らないことです。
企業より弱い立場になってしまう
企業研究をしてアピールすることで、企業より弱い立場になってしまうのでNGです。
分かりやすい例なのですが、有名芸能事務所のアイドル選考会をイメージしてください。
容姿も性格も全く同じ2人が、面接でこんな感じだったらどちらを採用しますか。

A:私、御社がグラビアに力入れられてると聞きました。最近売り出し中の○○ちゃんとか、△△ちゃんとか、本当に可愛くて自分の理想だなって思うんです!etc

B:私の魅力は○○と△△だと思っています。グラビアには私みたいなタイプいないし、御社のような面白い企業でなら活躍して貢献できると思うんです!
この違い、分かりますか。なんでグラビアやねんというツッコミは置いておいて笑。
Aさんは、企業への好きアピールをしていて、企業に雇ってもらおうと必死ですよね。
結構就活でもやりがちなんですけど、これは力関係が企業>就活生になっているのです。
Bさんは、自分の魅力を語っていて、自分を雇うメリットを企業に伝えています。
「私はこれだけの能力を持っているので、雇った方が良いと思いますよ?」
というスタンスですね。この姿勢が面接の時の鉄則だと思っておいてください。
このスタンスができれば、企業と対等もしくは強い立場になれるからオススメです。
就活面接というのは、企業に好きアピールをする場所ではないのです。
自分の才能や能力をアピールして、企業に採用したいと思わせるプレゼンの場所なのです。
というか、企業に媚びを売っても採用されないですから笑。
ちなみに、先ほどお見せしたデータのとおり、企業は人材不足に悩まされています。
その時点で就活生の方が有利な立場にあるわけなので、ガッツリ強気の姿勢でアピールすべきです。
嫌われる恐怖心はあるかもしれませんが、企業研究して好きアピールするより採用確率は断然高いですよ。
優先順位が最も低い
就活にやるべきことの中で、企業研究は優先順位が最も低いのでやらなくて良いのです。
ただでさえ慣れない就活で、時間も足りないと思うので、バッサリやめていいものなのです。
ちなみに、もーりーが考える就活の優先順位はこれです。
☆1位☆ 自己分析(8割がこれ)
2位 就活エージェント活用
3位 OB訪問
4位 ES対策
5位 面接対策
6位 SPI対策
その他 志望動機・企業研究など
一番大事なのは、間違いなく自己分析であり、ほぼ自己分析に時間を費やすべきです。
なぜなら、自分のことを自分が深く理解していないと、ESや面接で通過することができないからです。
何百人、何千人という数の面接をしてきた面接官ですから、化けの皮はすぐにはがれます。
逆を言えば、自分のことを偽って面接に臨む人が多いので、ちゃんとやれば確実に勝てるのです。
志望動機や企業研究は、もはや圏外レベルでやらなくていいです。
企業側も知っていますよ、あなたが何十社も面接受けに行っていることくらい。
それなのに「御社の○○に興味があって!」みたいに言うから、怪しまれるのです。
「自分は○○と△△が魅力です。御社雇いたくないですか?」くらいのノリがちょうど良いですよ。
ちなみに、2位に就活エージェントの活用とありますが、これはこれからお伝えします。
自己分析の次くらいに大事であり、かつ貴重な情報なのでぜひ知っておいてくださいね。
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ここまで、企業研究は無意味である理由をお伝えしてきました。
時間をかけてやる必要はないと思いますし、面接前夜にHPをサクッと見る程度で良いかと思います。
それよりも、自己分析やES作成に力を入れるべきですので、優先順位を間違えないように笑。
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