どーも。もーりーです。ベンチャー企業への転職を志した人には、それぞれの強い想いやビジョンがあるものと思います。
ただベンチャー企業って、経営も不安定なことが多いので、転職をちゃんと成功させられるか不安になりますよね。
そこで今回は、ベンチャー企業への転職を大成功させるための鍵をお伝えできたらと思います。
ベンチャーへの転職で大切なマーケットとは
そもそも、転職におけるマーケットとは何のことなのか、よくわかりませんよね。
きちんとした定義はないのですが、私が言うマーケットとは、世の中の流れのことです。
漠然として分かりにくいと思うのですが、具体例として2000年以降の世の中の流れを解説します。
2000年以降のマーケットは、完全に「ネット業界」が台頭してきた時代でしたよね。
ゲーム業界
自宅のオフラインゲームから、オンラインゲームに大きくシフトしました。
以前は任天堂などの企業が牛耳っていましたが、グリー・ガンホー・ミクシィが急成長
スマホ業界
ガラケー時代は、ドコモやボーダフォンが争っていたが、ソフトバンクが参入。
2009年にソフトバンクが日本でiPhoneを発売してから、一気に勢力拡大。
SNS
電話もしくは電子メールでのコミュニケーションから、無料SNSへツールが変化。
LINE・facebook・twitter・instagram・Skypeなど新サービスが次々に出現。
ウェブサービス
インターネットの普及によって、ネットショッピングが流行り始める。
楽天・Amazon・ZOZOTOWN・メルカリ・コストコなどのショッピングサイトが代表的。
かなりざっくりですが、マーケットはこのように動いてきました。
インターネット普及によりオンライン市場が一気に拡大し、マーケットが急成長しました。
パソコンやスマホを使ったサービスが出現し、その運営会社が一気に大きくなりましたね。
簡単ですが、私が伝えたいマーケットとは、こういった世の中の流れのことなのです。
ベンチャーへの転職を成功させるためには、最新のマーケットに敏感になっておく必要があるのです。
ベンチャー転職とマーケットの関係性
マーケットは分かったけど、マーケットが自分のベンチャー転職の成功とどう関係あるのか。
その疑問にお答えするために、以下の図を見ながらご説明しようと思います。
まず大前提として、ベンチャー企業というのは、創業から衰退まで4つのフェーズがあります。
会社立ち上げから事業を軌道に乗せて、拡大して、成熟して、衰退していく。
スピード感は企業によるのですが、必ずこの4つのフェーズを歩んでいきます。
LINEやAmazonやメルカリなど、今をときめく企業はまさに②や③のフェーズにいます。
とても重要なことなんですが、転職先は①か②のフェーズにある会社を選びましょう。
わかりやすく言えば、LINEアプリがリリースされる前後に、LINEに入社するのです。
これができれば、ベンチャー企業への転職は大成功を収めることが可能です。
どうやったらそれが可能になるかと言えば、世の中の流行に敏感になることが大事です。
いま何が流行っていて、新サービスはどんなものがあり、どんな世の中に変わろうとしているのか。
このあたりを意識して情報をとるようにすれば、将来性のあるベンチャー企業は簡単に選べます。
創業・成長期を選択すべき3つの理由
では、なぜ創業・成長期を選ぶ必要があるのでしょうか。
その理由を3つに分けて解説していこうと思います。
年収をV字回復できる
最初にはっきり言っておきますが、大企業からベンチャーへ転職したら、年収は下がります。
ただし、その減収は自分への投資と同じなので、必ず後でリターンが返ってきます。
ここで問題なのが、どれくらいのリターンが返ってくるのか、という部分です。
このリターンの大きさに、マーケットが関係しているというわけなのです。
結論、創業・成長期を選べば、リターンを最大化させることが可能となります。
この理由を理解するには、年収がどうやって決まっているかを知る必要があります。
「企業の利益」÷「従業員」=年収
企業との契約内容や利益分配率など、細かい部分は置いておいて、これが年収の公式です。
簡単な話で、①と②のタイミングは事業拡大に伴って利益が大きくなるので、その影響から従業員の年収は上がります。
経営者とすれば、従業員を余剰に採用することはまずないので、年収が下がることはないです。
これをしっかり抑えておけば、ベンチャー企業でも年収はV字回復できるし、最大化できます。
さらにベンチャー企業で素晴らしい経験も積めるので、これほど最高なことはありません。
自分の市場価値が劇的にアップする
伸びている企業に、創業・成長期で在籍していれば、市場価値が劇的にアップします。
なぜなら、企業を拡大するためのノウハウを持った人材と認定されるからです。
「LINEの創業期に入社して、2018年まで事業拡大の仕事をしていました」
これを聞いただけで、すごい!って思ってしまいますよね?笑
どの企業でも、会社や事業を大きくしたいと思っているのですが、やり方が分からず苦労します。
それを実際に経験して大きくしたという実績を持っていれば、その人の需要は高まりますよね。
経営者目線に立てば、そんな人材を採用して事業拡大したいと思うのは普通の発想です。
ベンチャーへの転職というのは、希少価値の高い人材になる大チャンスなのです。
ただ成長しなそうなベンチャーを選ぶとダメなので、正確なマーケット知識が必要というわけです。
ちなみに、大企業にずっと残り続けると市場価値はどんどん下がっていきます。
20代はまだ良いですけど、30歳くらいから転職できなくなってきます。
だって、大企業って貴重な経験ができる環境が全くないし、組織やルールガチガチだし。
それに肩書きが全く作れないのがも、大きなデメリットですよね。
そのあたりの詳しいことは、私の経験談を記事にしているので参考にしてみてください。
情報強者になれる
ベンチャーで創業・成長期にある会社というのは、時代の最先端を走っている組織です。
そこで働くことで、世の中の最新の情報を手に入れることが可能なので、情報強者になれます。
今の日本社会って、情報格差が年々大きくなってきていることに気づいてますか?
情報格差=収入格差と言われるくらい、情報はとても大事なので、弱いより強い方が良いです。
今も昔も、情報強者がビジネスで勝ち、情報弱者がビジネスで負ける仕組みですから。
ベンチャーへ転職するのであれば、世の中の最先端を作り出している会社を選ぶべきです。
それができれば、情報強者になれますし、仕事がどんどん楽しくて面白いものになります。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
まとめ
ベンチャーへの転職で成功するためには、マーケット感覚がとても大事になります。
収入、キャリア、情報力の3点は、マーケットに沿った転職によりレベルアップできます。
マーケットの見方は、ここでご紹介した4つのフェーズを意識するといいですね。
私も大企業出身で、そこからベンチャーへ転職して大きく飛躍したタイプです。
経験上から言っても、マーケット無視でベンチャー転職するのは相当ハイリスク。
ぜひこの記事を読んで、素晴らしいベンチャー企業へ転身されることを願っています!