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大手から転職して後悔する人ってどんな人?
後悔しない転職を成功させる秘訣はなに?
実際に大手から転職した人の話を聞きたい!
こんな疑問をお持ちの方に向けて、詳しく解説している記事となります。
この記事を読めば、大企業からの転職で後悔しない方法を知ることができます。
私自身、28歳で石油最大手の大企業を辞めてベンチャーに飛び込んだ経験があります。
それから8年が経過していますが、心の底から大企業を辞めて良かったと幸福感を感じています。
大企業を辞めても後悔しないよう、大切な情報をぜひインプットしておいてくださいね。
目次
大企業から転職して後悔する7タイプの人物
まずはじめに、大企業から中小ベンチャーへ転職して後悔しやすいタイプをピックアップ。
以下7パターンの中で当てはまる項目が多い人は、大企業からの転職は慎重になった方が良いです。
大企業から転職して後悔しやすい7タイプ
- プライドが高い人
- スピード感のない人
- 待遇重視な人
- プライベート充実させたい人
- 職人気質な人
- 30代後半で転職未経験な人
- 第三者タイプ
プライドが高い人
大企業からの転職者のほとんどが抱えている問題、それが高いプライドです。
正直、自覚症状がなくてもほぼ全ての大手社員が持っているものだと思ってください。
優秀な高校・大学を勝ち取る過程で、知らず知らずのうちにプライドが高くなっています。
転職すればプライドが正常に戻るケースが多いですが、高すぎる人は要注意なので気をつけましょう。
プライドが高い人の特徴として、具体的には以下のような考えを持っていることが多いです。
注意
・学歴に自信を持っている
・企業の看板に誇りを感じる
・就職先は知名度重視で選んだ
・自分は頭が良いと思っている
・中小ベンチャーより大企業の方が上
プライドが高いとなぜ問題かというと、転職先で軋轢を生む原因になってしまうからです。
自分は中小ベンチャーの人間より優秀なんだ!のような勘違いは、絶対NGです。
ちなみに私自身ももともとプライドが高く、初の転職先では同僚にめちゃくちゃ嫌われてしまいました。
プライドは徐々に改善できるものではありますが、自覚のある方は特に謙虚な姿勢を持ちましょう。
スピード感のない人
マイペースで淡々と仕事をこなすタイプの人は、苦労するかもしれません。
なぜなら、大企業と比べて決裁のスピードが全く異なるからです。
大企業:自分→上司→課長→副部長→部長(1週間)
中小ベンチャー:自分→部長or社長(1日)
意思決定のプロセスが短いので、仕事がドンドン先に進んでいきます。
マイペースが速い人なら全く問題ないですが、じっくりタイプの人は注意が必要です。
ちなみに、完璧主義の人も苦労する可能性が高いです。
じっくり考えて100点を目指すのではなく、すぐ60点を出す意識が大切になってきます。
待遇重視な人
年収・諸手当・残業代・福利厚生・オフィス環境・プライベート充実。
大企業レベルの待遇を維持したい人は、転職しない方が得策でしょう。
なぜなら、中小ベンチャーで大企業並みの待遇を確保するのは不可能だからです。
社内規程や制度は整っていない会社がほとんどですし、予算規模も限られています。
一方、ルールや制度が整っていないぶん、裁量ある働き方ができるとも言えます。
大企業では経験できない大きな権限を個人で持てるので、自分の実力を存分に試すことができます。
待遇面は差し置いて、実力を存分に試して成長できるのが中小ベンチャーへの転職の魅力です。
職人気質な人
1つのことに特化した専門家タイプの人は、転職先で大変な思いをするかもしれません。
なぜなら、中小ベンチャーはマルチタスクを求められることが多いからです。
例えば営業マンの場合、大企業なら顧客との商談を中心にやれば良いことが多い。
でも中小ベンチャーなら、総務・経理・契約書作成・マーケティングも兼任することがあります。
縦割りではなく、横断的に色んなタスクをこなせる人は強いといえます。
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こういう人は、法務・人事・エンジニアなど専門知識が必要な職種であれば問題ないです。
中小ベンチャーでは、専門領域に強い人材は逆に好まれる傾向にあるので、活躍しやすいでしょう。
とはいえ、自分の仕事だけやれば良いという精神は、大企業以外は邪魔になるので注意してください。
30代後半で転職未経験な人
年齢だけで一概には言えないですが、30代後半まで転職経験ない人は結構厳しいです。
10年以上1つの大企業で働き続けた人が、いきなり中小ベンチャーに飛び込むのはハイリスクです。
なぜなら、思考の柔軟性がなくなっている可能性が高いからです。
1つの会社の価値観や常識が染み付いた人は、職場環境にフィットするのに時間がかかるんですね。
私は28歳で大企業を辞めベンチャーに転職しましたが、文化が違いすぎて慣れるのに時間を要しました。
大企業は一度辞めると元に戻れないので、大企業を手放すリスクを含め冷静に判断すべきと思います。
第三者タイプの人
当事者ではなく評論家ポジションの人は、転職はあまりしない方が良いと思っています。
なぜなら、中小ベンチャーでは率先して動ける人材を最も好む傾向にあるからです。
大企業の場合、居酒屋で飲みながら愚痴ってスッキリするオジサンでも生きていけます。
ただ中小ベンチャーでは、自ら行動を起こして改善しないと会社が存続できなくなります。
当事者として積極的に行動を起こしていく姿勢が、とても重要視される環境なのです。
ちなみに、中小ベンチャーでは評論家タイプの人は嫌われます笑
一方で、多少ミスや間違いがあっても、行動できる人はとても重宝されます。
大企業では得られない充実感がとても大きいので、行動意欲の高いはオススメです。
以上、ここまで「大企業から転職して後悔する7タイプ」を紹介してきました。
結構厳しめに書きましたが、たくさん当てはまった人でも転職を機に変わる人もいます。
私自身、2社目のベンチャーに転職してから7タイプの性格が一気にクリアしましたから。
ぜひ大企業から転職するかどうかの参考にしてもらえればと思います。
大企業からの転職で後悔しない4つの秘訣
先ほどの項目「転職で後悔する7タイプ」をチェックし、大企業からの転職に前向きになった方。
そんな方に向けて、次に転職を成功させるための秘訣を4つほどお伝えしたいと思います。
大企業からの転職で後悔しない4つの秘訣
- 転職の動機を明確化
- 転職条件をリストアップ
- ブラック企業を回避する
- 内定後に退職手続きを
転職の動機を明確化
自分がなぜ大企業を辞めて転職したいのか、必ず言語化して明確にしておきましょう。
なんとなく挑戦したいから!で転職すると、後悔してしまう危険性が高くなってしまいます。
私の経験上、具体的に以下のような動機が多いのではないかと思います。
大企業からの転職動機
- 好きなことを仕事にしたい
- 裁量のある仕事がしたい
- 若いうちから役職につきたい
- 専門性の高い仕事をやりたい
- 小さな組織で自分の力を試したい
- 年功序列の組織から抜け出したい
- 将来的に起業したいと思っている
- 上下関係や人間関係が合わない
- 大企業特有の閉塞感が好きじゃない
就活時代よりさらに深い自己分析が必要なので、なぜ大企業を辞めたいのか明確にすること。
ここでリスト化した転職の動機は、転職エージェントで求人を探す際にかなり役立ちます。
転職活動を始める前に、動機部分を明確にしておくことで転職活動をスムーズに進められますよ。
転職条件をリストアップ
先ほどの転職の動機を明確にできたら、次は転職条件をリストアップしましょう。
転職未経験の方は感覚がないかもですが、ざっくりとでいいので転職の条件を設定しておくべきです。
大企業からの転職条件
- 年収○○○万円以上
- マネジメント職限定
- 経営幹部候補
- 全国転勤なし
- インセンティブ制度
- 平均年齢30代前半まで
- 元気で明るい社風
- フルリモート勤務
- オシャレなオフィス
- ITやAIなど成長業界
「これが満たせれば転職する」という基準を、自分の中で持っておきましょうということです。
この条件を設けないと、転職後にミスマッチを起こして後悔してしまうので注意が必要です。
ちなみに、大企業から転職する際にオススメの転職エージェントはこちらで紹介しています。
自分の転職条件に合わせて活用するエージェントも異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
【厳選】転職で役立ったおすすめエージェント6選とサービス3選
ブラック企業を回避する
優秀な大学から大企業への切符を手に入れた人にとって、最大のリスクはブラック企業の罠。
せっかく入った大企業から転職する際、間違ってもブラック企業への転落は避けたいですよね。
このブラック企業対策は非常にシンプルで、社員による口コミサイトを活用することです。
なぜなら、企業の本当の実態は「社員からの情報」が最も信ぴょう性が高いからです。
ブラック企業は大概サイト上でボロクソに書かれているので、そんな会社は転職回避するべきです。
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ちなみに、最もオススメの口コミサイトは「転職会議」です。
約19万社もの企業の口コミが登録されている巨大サイトで、元社員の生の声が知れます。
私自身、転職面談に選考が進んだ際は、必ず転職会議で内部情報をチェックします。
年収・福利厚生・職場環境・同僚・ハラスメント・労働時間・社風などなど。
かなり信憑性の高い情報が集まっている実感があるので、ブラック企業対策として活用ください。
転職活動は退職前に完結
最後のこれも非常に大事なポイントですが、転職先が決まるまで退職しないことです。
なぜなら、先に退職してしまうと、焦って転職先を妥協してしまう可能性が高いからです。
例えば、転職先を決めないまま先に会社を退職してしまったとします。
ある程度貯金を溜めて辞めたとしても、転職先がないまま過ごすと徐々に焦りが生まれます。
そんな時、志望企業とは違う会社から内定をもらった場合、どうしますか?
在職中に転職活動をしていれば辞退するかもですが、退職後だと妥協心から受諾してしまうかもしれません。
これは転職失敗のもとですし、まさに私の初転職がこれでした笑
くれぐれも転職活動は退職前に完結させるよう、注意しておきましょう。
まとめ
ここまで、大企業から転職する人の「後悔」というポイントで特集してきました。
まずは、自分が大企業から転職すべき人物なのかどうか見極めることが大切。
その上で、転職する場合の成功の秘訣をきちんと把握しておけば、鬼に金棒となるでしょう。
では最後に、これまでに内容をおさらいしておきましょう。
おさらい
大企業からの転職で後悔する7タイプ
- プライドが高い人
- スピード感のない人
- 待遇重視な人
- プライベート充実させたい人
- 職人気質な人
- 30代後半で転職未経験な人
- 第三者タイプ
大企業からの転職で後悔しない4つの秘訣
- 転職の動機を明確化
- 転職条件をリストアップ
- ブラック企業を回避する
- 内定後に退職手続きを
私の経験をもとに後悔しない方法を書いてきましたが、ぶっちゃけ最後は精神論です。
あなた自身、大企業を出て新たに挑戦したいと強く思っているかどうかが最も大事です。
その気持ちが本物なら、転職しないと逆に大きな後悔をしてしまうことになるでしょう。
私自身、28歳で大企業から転職して8年となりますが、心の底から転職して良かったと思います。
不安・恐怖・リスクと向き合い、それでも飛び出した経験はかけがえのない自信となりました。
ぜひ私の他の記事も読んでいただき、参考にしてもらえたら幸いです。