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・挫折経験ってなんで聞くの?
・挫折したことないけどどう探すの?
・挫折経験ってどう分析するの?
・上手い伝え方や流れを教えて!
こんな悩みを抱える方の問題解決ができる記事になっています。
この記事で解説する『自分の挫折経験を見つけ武器にする方法』を実践すれば、就活面接で無双することが可能になります。
なぜなら、私はこのとおり実践したことで、就活3ヶ月で大手4社の内定をゲットしたからです。
就活で必ず聞かれる『挫折経験』について、詳しく解説していますので、じっくり最後まで読み込んでください。
目次
なぜ就活で挫折経験を聞くのか
就活の面談やESで、定番の質問が「挫折経験」です。
そもそも、企業はなぜあなたの挫折経験を聞きたがるのでしょうか。
その理由は『仕事で壁にぶち当たった時の能力を見極めるため』です。
お客様との交渉・トラブル・クレーム処理・重要な会議など、緊張する場面はたくさん。
こんな場面で逃げずに自分の力を発揮でるきかどうかは、挫折経験が大きく関わっているということなんですね。
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こんな心の声が聞こえてきそうですね笑。
でも大丈夫、人なら誰しも挫折を乗り越えた経験をちゃんと持っています。
もし思い浮かばない人がいたら、あなたは挫折と認識していないだけです。
挫折に関する解説を読んで実践してもらえれば、就活対策はバッチリできるので安心してください。
挫折経験を見つける方法は?
挫折経験が見つからなくて悩む就活生って、実はメチャクチャ多いんですよね。
まれに大病を患ったとか、交通事故に遭ったって人もいますが、大半の人が思い浮かばないんじゃないでしょうか。
まずそもそも、なぜ挫折経験は見つけづらいんでしょうか。
その理由は、挫折のインパクトを重視しすぎているからなんです。
就活で必要な挫折経験とは、困難・苦労・葛藤・悔しさ・逆境などで言い換えられます。
これに該当する経験なら、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
イメージを持ってもらうために、具体的な挫折経験例を紹介しておきたいと思います。
挫折経験が見つからないっていう人は、ぜひ以下を参考にしてください。
チャレンジ系
部活:試合でミス、試合に負けた、勝てない、レギュラー落ち、練習が辛い、人員不足
バイト:新人育成が大変、リーダー業務、人間関係が悪い、人員不足
サークル:部費滞納、役職が大変、練習に来ない、人間関係が悪い、人員不足
海外留学:コミュニケーション難しい、文化の違い、シェアメイト問題、勉強大変、孤独
環境の変化
進学:友達できない、部活が辛い、勉強大変、力関係が変わった
転校:友達できない、方言の違い、生活環境が合わない、楽しくない
海外移住:言葉の壁、食べ物が口に合わない、友達いない、文化の違い
不測の事態
怪我:交通事故、部活で負傷
病気:先天的な病気、難病にかかった、死を覚悟した病気
天災:地震で生活一変、死を覚悟した、先の見えない不安
親の離婚:精神的不安、母親もしくは父親の苦労、金銭的苦労
挫折経験の分析方法は?
では、ここからは具体的な挫折経験の分析方法について解説していきます。
以下4つのステップで進めてもらえれば、挫折経験の分析がスムーズに進められます。
※具体例も記載していますので、参考にしてください。
挫折経験を書き出し2つに絞る
先ほどご紹介した挫折経験の参考例をもとに、まずは自分が経験した挫折をたくさん書き出してください。
インパクトの大小は考慮せず、頭に浮かんだ過去の経験を全てアウトプットしましょう。
書き出せたら、その中から自ら乗り越えた実感のある経験を2つピックアップしましょう。
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はい、2つだけで十分大丈夫です。
挫折経験は3つ以上聞かれることはないですし、数より質の方が圧倒的に大事です。
ちなみに選ぶ基準は、インパクト・経験の深さを重視すると良いです。
もし大きな挫折が思いつかない人は、自分自身の経験の深さで判断しOKです。
挫折経験を深掘り分析する
では次に、選んだ2つの挫折経験をできる限り深掘り分析しましょう。
ここが一番大事な部分ですので、下記の図を見ながら詳しくやり方を解説します。
ここでは、部活と海外留学での挫折をピックアップしてみました。
この部分で求められるのは分析力、つまりどこまで深く分析できるかという力です。
とにかく深く、5W1Hで問い続けて挫折の根本的な原因までたどり着くことです。
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この気持ちはすごく分かりますし、私も深掘りが苦手でした。
ただ、ライバルの同期就活生もみんな苦手なのでチャンスでもあるんですよね。
ポイントは「何度も分析を繰り返すこと」と「社会人の先輩に相談すること」です。
前者については、一度の分析では到底深掘りはできないので、数をこなそうという意味。
後者については、自分にない視点や発想をもらえので非常に有益なのでおすすめです。
ここがしっかりできていないとダメなので、じっくり時間をかけてやってくださいね。
考えた解決方法を書き出す
先ほどの分析で見つけた挫折の原因に対して、自分がどんな解決策を考えたのかを書き出しましょう。
当時は深く考えていなかったとしても、改めて冷静に分析してみましょう。
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実際に分析した結果、こう思われる方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
ただし、ここで言う解決策とは小さなことで全然大丈夫です。
この例のように、根本原因に対していろんな解決策をリストアップしてみましょう。
なお、実際に行動に移したものではなく、あくまで解決策として考えたもので結構です。
「当時は思い浮かばなかったけど、こんな解決策もあったよね」というものでもOK。
挫折経験を深く分析することが目的なので、遠慮せずドンドン書き出してください。
具体的な行動と結果を書き出す
解決策を書き出せたら、その中から実際に行動に移したこととその結果を書き出しましょう。
ここでは、以下3つが大事なポイントになります。
1.なぜその解決策を選んだのか
2.具体的にどんな行動を起こしたか
3.得られた結果はどんなものだったか
これらを詳しく分析して、人に簡潔に話せるレベルになるまで考えましょう。
就活の挫折経験で見られる能力は『分析力、問題解決力、行動力』の3つです。
これらを面接官にアピールできるレベルになれば、挫折経験が最大の武器になりますよ。
就活での挫折経験の伝え方
では、ESや面接で挫折経験を聞かれた時、どんな流れで伝えれば良いのでしょうか。
以下では、先ほどの例を使って全体の構成をまとめていますので、じっくり読んでください。
結論を言う
就活の鉄則ですが、聞かれた質問の答えを最初に伝えるようにしましょう。
質問は「挫折経験」ですから、以下のとおりでOKです。
私は所属する○○部の公式戦で、ライバルである○○大学に歴史的大敗を喫する挫折を味わいました。
就活対策の本やネット情報で、”結論を最初に伝える”は必ず入ってきますよね。
もしかすると耳タコかもですが、実際の面接でこれを徹底している就活生は皆無です。
結論は絶対に最初に伝えることを、改めて肝に銘じておいてくださいね。
詳細内容を解説する
次に挫折内容の解説をします。
結論→詳細という流れで会話を進めていくことを意識しましょう。
○○大学は長年ライバル関係にあり、毎年接戦を繰り広げる相手です。
しかし今年は、過去最大の点差をつけられて敗北してしまい、非常に悔しい思いをしました。
注意点としては、とにかく短く簡潔に話すことです。
この挫折経験の肝は「分析・行動」の部分なので、詳細内容は趣旨ではないです。
ここをダラダラ話すと間延びしちゃうので、それは絶対にしないように心がけましょう。
分析力をアピール
さて、ここからが本番です。
先ほど解説した『深掘り分析』の結果をここで伝えましょう。
後日、動画で試合を分析したところ、自分のポジションのミスが失点に直結していることが判明しました。
さらに、なぜミスが多いのか深く分析すると、3年生以下12名の下級生の経験不足が大きな原因であることが浮き彫りになりました。
ここは、より具体的にかつ端的に伝える必要があります。
ハードルが高いと感じた方は、ぜひ数字を入れることをおすすめします。
上記の例のように、数字を入れるだけで一気に具体化できるのでいいですよ。
問題解決力と結果をアピール
さらに次は、先ほど書き出した『解決策と結果』をアピールしましょう。
下級生の成長が求められると考えたのですが、限られた時間の中で、試合数をこなして経験不足を補うのは困難でした。
そこで私は、試合動画の研究を練習後に導入することを提案して実行しました。
毎週、過去の試合動画を私から下級生に渡し、研究結果を発表してもらう習慣を新たに追加。
回を重ねるごとに分析の精度が上がり、比例してプレーの精度もアップ。
結果的に、次のライバルとの試合で私のポジションが大活躍して勝利を収めてリベンジに成功しました。
文章が一番長くなっていますが、あなたの個性が最も出る大切なところです。
面接官はこの部分を聞きたくて質問しているので、自分の考えを丁寧に伝えましょう。
学びの仕事への転換
これを忘れる人が多いのですが、学んだ内容を仕事にどう生かすかを伝えましょう。
最後のクロージング部分をビシッと決めれば完璧なので、手を抜かないことです!
この挫折経験を通して、悔しさをエネルギーに変え、限られた時間の中できちんと目標を達成する力を身につけることができました。
御社でも、この逆境を乗り越える力を発揮して、どんな困難な仕事でも問題解決し、会社に貢献したいと考えています。
挫折経験の伝え方や流れは以上となります。
この順序でしっかり分析と準備をすれば、確実に好印象を与えられるでしょう。
挫折経験の分析に自信がない時の対処法
ここまで解説してきたように、自分で挫折経験を分析する自信がない。
そう思われる方も、当然たくさんいらっしゃると思います。
そんな人には、以下の2つの就活サービスをご紹介したいと思います。
無料で使えますし、必ずあなたのプラスになること間違いないのでおすすめです。
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、大学のOB・OGと知り合える就活マッチングサービスです。
自分と同じ大学出身の社会人の先輩を見つけて、就活の話を聞くことができる優れたサービスです。
先ほどもお伝えしましたが、挫折経験などの深掘りは先輩への相談が非常に有効です。
なぜなら、就活経験者でありそして思考力が学生より高い人が多いからです。
また、同じ大学の先輩なので価値観も似ていて非常に話しやすいという印象。
全て無料で登録・訪問(オンライン)までできますので、就活のマストアイテムと言えるでしょう。
大企業へ行きたい方、高学歴な方は特に使うべきサービスですので、ぜひ活用しましょう。
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Meets Company
MeetsCompanyは、株式会社DYMという人材系の会社が運営しているサービスです。
この会社はDYMテックやDYMスカウトなど、就活・転職を中心に事業を展開しています。
なぜMeetsCompanyがおすすめかというと、就活のプロに相談して質を高めることができるからです。
年間600回を超えるイベントを開催していて、そこに参加すれば個別アドバイスを受けられます。
多くの企業と触れ合って企業研究をしつつ、挫折経験の深掘りや分析ができるので超お得。
これも全て無料なので、ぜひ活用してみてくださいね。
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まとめ
この記事で紹介した『自分の挫折経験を見つけ武器にする方法』を習得すると、ESでも面接でも堂々と質問に答えられるようになります。
それでは最後に、今一度挫折経験の見つけ方を振り返りましょう。
まとめ
- 挫折経験の分析方法1.挫折経験を書き出し2つに絞る
2.挫折経験を深掘り分析する
3.考えた解決方法を書き出す
4.具体的な行動と結果を書き出す - 挫折経験の伝え方1.結論を言う
2.詳細内容を解説する
3.分析力をアピール
4.問題解決力と結果をアピール
5.学びの仕事への転換
挫折経験の分析は最初難しくて、戸惑うこともあるかと思います。
しかし、慣れてくれば武器として使える挫折経験を作ることができます。
もし自分一人では限界だと感じた時は、周りの社会人の先輩に相談しましょう。
相談相手がいない場合は、就活サービスをしっかり活用して解決することが大事です。
この行動力の差が就活の結果の差に繋がるので、遠慮なく積極的に動いていきましょう。