・不動産賃貸の営業はきついって本当?
・転職を考えているけど、不動産賃貸のメリットデメリットは?
・実際に働いた経験のある人の感想やアドバイスが欲しい!
こんな疑問を持っている人の悩みを解決できる記事になっています。
この記事を読めば、不動産賃貸の営業マンの実情が分かり、転職する方法まで理解することができます。
私自身、3年間不動産賃貸の店長と営業マンとして働いた経験があり、良い部分も悪い部分も知っています。
不動産賃貸の営業の経験談も含めて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
不動産賃貸の営業はきつい?辛い?
不動産賃貸の営業マンって、仕事がきついとか辛いというイメージが強いですよね。
結論、私の感想からいえば「労働条件はきついけど、やりがいはMAX」です。
この2点について、詳しく解説していこうと思います。
不動産賃貸営業4つのきついややりがい
- 土日勤務の水曜休み
- 土日祝が忙しくて長時間労働
- 繁忙期の1〜3月は激務になる
- 基本給20万円台だが歩合制あり
土日勤務の水曜休み
通常のサラリーマンなら土日祝日休みですが、不動産賃貸の営業マンは土日祝日が営業日です。
一般の方々はお部屋探しを休日メインでやるものなので、その日が一番忙しい営業日になります。
世間一般のカレンダーとは真逆の動きをすることになりますね。
この影響から、不動産賃貸の営業マンは友達とスケジュールを合わせて遊ぶのが難しくなります。
裏を返せば、水曜日の平日に休めるので、人混みを避けて休日を取れるというメリットはあります。
ですが、周りの友達と休みを合わせたい人にとっては少し辛いかもしれません。
注意ポイント
絶対にカレンダーどおり休みたい!という人にはストレスが大きいと思うので、休日設定がどうなっているのか、転職前に必ず確認した方がいいです。
土日祝が忙しくて長時間労働
先ほどもお伝えしましたが、不動産営業は休日がかき入れどきなので忙しくなります。
私の職場では、土日は朝から終日お客さんの内見案内でスケジュールがびっしりでした。
具体的なスケジュールはこんな感じです。
土日祝のスケジュール
8:00 出社・事務作業
8:30 店舗売上確認・お客様へメール
9:45 掃除・朝礼
10:00〜17:00 接客・内見の案内
17:00 遅めのランチ?晩御飯?
17:30 お客様へ御礼メールや事後処理
20:00 ネット掲載の作業
22:00 帰宅
正直、土日祝はバタバタしていてあっという間に夜になっていた印象です。
会社や店舗の経営的には嬉しいことなのですが、結構体力勝負なところはあったと思います。
ただし、私自身はとても楽しくやりがいを持って働けていたので、大手企業時代の100倍充実していました。
少し補足すると、事務作業やネット掲載の作業については、本来事務担当の方がやるべきものです。
私の会社はベンチャーだったので、人手不足から自分でやっていただけです。
1〜3月の繁忙期は多忙
新年明けてからの3ヶ月間は「引越しシーズン」なので、特に仕事が集中します。
新入大学生・新卒社会人・異動・転職など、ライフイベントを迎える方が多く来店されます。
店舗によっては、この時期だけ水曜定休をなくすところもあるので、労働量はかなり増えるでしょう。
この時期は、通常営業のときよりも接客時間が増えるので、お客さんとの時間が多くなります。
一日中しゃべっている感じなので、接客や営業好きの人には最高の環境だと言えると思います。
こう感じる人も多いと思うのですが、不動産賃貸の魅力は「成果給」にあります。
詳しくは後ほど記載するんですけど、自分の頑張りに見合ったボーナスを獲得できます。
自分次第で結構大きな年収をゲットできますし、体力や営業力が身につくので自信にも繋がります。
ただ忙しいわけではないので、私個人的に辛いと感じたことはなかったですね。
基本給が20万円台だが歩合制あり
先述のとおり、不動産賃貸の営業は歩合制を設けている会社がほとんどなので、基本給は低めです。
私の会社の場合は基本給20万円、そこにみなし残業代と住宅手当(私の場合は店長手当ても)が入って、手取り20〜25万円くらいでした。
他の会社もこれくらいかな〜という印象で、営業成績を伸ばして成果給を狙う人がほとんどでした。
他の会社は知らないですが、私がいた会社は全員成果給がもらえるくらいハードルは低かったです。
基本給がそこまで高くないので、しっかり営業していれば支給されるのは安心材料でしたね。
ただし、サボったり休む日が多いと営業成績も伸びないので、成果給をもらえない月もあります。
そんなガツガツ働きたくない、、基本給だけで十分、、という人にはあまり向いていないでしょう。
不動産賃貸の営業への転職おすすめ4つの理由
結論から言えば、私は不動産賃貸の営業マンはメチャクチャ転職先としてオススメです。
不動産賃貸営業というのは、先ほどご紹介したきつい部分を遥かに超えるメリットがあります。
では、どういったメリットがあるのかについては以下4つになります。
不動産賃貸営業4つのきついややりがい
- 営業経験ゼロでも月収50万円稼げる
- 覚える知識が少ないからすぐ結果を出せる
- 自分の営業力を極めることができる
- コミュニケーション能力が劇的に向上する
営業経験ゼロでも月収50万円以上稼げる
不動産賃貸の営業の良いところの1つ目は、営業経験がなくても月収50万円以上稼げるところです。
私は石油業界の人事部出身でしたが、営業経験ゼロから3ヶ月で月収50万円を突破しました。
「私口下手だし、営業に向いてるか自信がない。。。」
「よく職場にかかってくるような不動産営業の電話はしたくない!」
こんな悩みを持っている人も多いかもしれませんね。
営業経験がない人なら、自分もちゃんと稼げるか不安になるのも当然だと思います。
でもそこは心配無用で、具体的には以下のような理由があるからです。
口下手だから営業向いているか自信ない?
営業は「トーク力」が大事だと勘違いしている人が多いですが、口の上手さは必要ないです。
なぜなら、営業マンに必要なスキルは「トーク」ではなく「ヒアリング」だからです。
不動産賃貸は「お部屋探し」をしているお客さん自ら店にやってきます。
そこでお客さんの話を聞いて、物件を紹介することが不動産賃貸の営業マンの仕事。
私の経験上、口下手でも全く問題なく営業の仕事をこなすことはできます。
不動産営業の電話はしたくない
不動産賃貸の集客は、メールや電話でのお客さんからの問い合わせか、直接来店しかありません。
なので、個人へのDMや営業電話をするようなことは100%ないので、ご心配なく。
よく職場や個人携帯にかかってくる不動産営業は「投資」「売買」なので、賃貸とは異なります。
投資・売買は、1件決まれば大きな売上となるので、ガンガン電話営業をする人がいるんですよね。
以上、営業初心者でも活躍できて、短期間で50万円以上を稼げるのが不動産賃貸営業の魅力です。
覚える知識が少ないから、業界知識なしでOK
私もそうでしたが、不動産のフの字もわからない人間でも不動産賃貸の営業は可能です。
もちろん知識は必要なのですが、覚えるべき知識は圧倒的に少ないので、すぐに慣れます。
具体的に「仲介手数料・敷金・礼金・広告料」などの基礎知識は、1日もあれば充分覚えられます。
引越し完了までの流れや地域の家賃の相場感などは、実践を重ねることで自然と覚えるので大丈夫。
全く違う業界からの転職でも、すぐに即戦力として活躍することができます。
メモ
学歴や職歴で目立ったものがない人は特におすすめです。実力主義の世界なので、営業成績次第で大きく稼げますよ。
個人の営業力をトコトン極めることができる
不動産賃貸営業は、営業マンとしての腕をトコトン磨くことができます。
なぜなら、お客さんは営業マンの質でお部屋探しのお店を決めるからです。
例えば、あなたがミニミニやアパマンショップでお部屋探しをしたとしましょう。
結果的にどちらのお店で決めるかというと、優秀もしくは気の合う担当営業のところじゃないですか?
会社のブランドだけで選ぶのではなく、営業マンの質が良い方で契約する傾向が強いと思うのです。
逆を言えば、名もない不動産会社でも素晴らしい営業マンなら売上を伸ばせると言えますよね。
不動産賃貸の営業は個人の営業力にかかっているところが大きいのです。
売上を伸ばすには個人の営業力の向上が必須になるので、とことん営業の腕前を極められます。
私自身、最初は全然ダメだったのですが、自分の営業力を磨くことでNo.1営業マンになりました。
現在働いている外資系企業でも、営業成績トップを獲得することができています。
これは不動産賃貸営業の時代に培った営業力のおかげだし、本当にやってよかったと思います。
コミュニケーション能力が劇的に向上する
コミュニケーション能力を鍛えたいという人には、本当に最高な職業だと思います。
年齢も性別も性格も全く異なるお客さんと毎日出会い、会話して関係性を築くのが仕事。
このプロセスをこなすだけで、人とのコミュニケーション能力は飛躍的に向上します。
私自身コミュ症出身なのですが、これは仕事で完全に改善できるので大丈夫です。
老若男女問わず色んな人と接客するので、どんな人とでも会話できるレベルになれます。
また、コミュニケーション能力の高い人材は、どの企業も喉から手が出るほど欲しいもの。
その能力を獲得できるので、今後のキャリアアップにも好影響を与えてくれるでしょう。
私は4社ほどの会社を経験してきましたが、一番楽しく面白かったのが不動産賃貸の営業でした。
レベルアップしたい!挑戦したい!という人は、ぜひ一度経験してみると良いと思います!
不動産賃貸の営業向けの転職エージェント3選
では、実際に不動産賃貸の営業ができる会社をどうやって探せば良いのか気になりますよね。
ここでは、私が不動産賃貸の営業職を探すのにオススメの転職エージェント3つをご紹介します。
不動産賃貸営業におすすめ転職エージェント
転職業界No.1のリクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
- 転職業界No.1規模、非公開求人数10万社以上
- 日本全国の求人を全てカバーできている
- 担当者の質やサービスの満足度が高い
リクルートエージェントは転職業界最大手なので、絶対に押さえておきたいところです。
このサービスの何が良いかというと、ネット上では公開されていない求人が10万件もあるということ。
メンバー登録した人しか紹介してもらえない優良案件が大量にある、というのが最大の魅力です。
不動産賃貸はもちろんのこと、それに近い営業系の求人もたくさん見つけることができます。
年齢の幅も広くて、20〜40代は完璧にカバーできていますのでオールマイティなエージェント。
リクルートエージェントさえ押さえておけばまず大丈夫なので、必ず登録するようにしましょう。
いますぐに登録したい方はこちら⬇︎
20代に強いマイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sの特徴
- 20代若手向けの面白い求人がたくさんある
- 既卒や第二新卒でも使える優良サービス
- 無料で適性診断を受けることができる
リクルートエージェントに次ぐ転職エージェントといえば、マイナビジョブ20'sですね。
マイナビジョブ20'sは、20代や第二新卒を中心とした求人が豊富で、不動産賃貸も多く存在します。
リクルートエージェントと比べて、ベンチャーや中小企業がメインという印象です。
年齢層は主に20代で、バリバリキャリアを積んで成長したいという人にオススメ。
不動産賃貸の営業は20代が中心の仕事なので、マイナビジョブ20'sでもかなり求人数が多いです。
自己成長できる面白い求人が揃っていますので、20代の方は紹介してもらうと良いと思います。
いますぐ登録したい方はこちら⬇︎
営業職に特化したいい求人net
いい求人netの特徴
- 営業職専門で不動産賃貸の求人が多い
- 他社では取り扱っていない特別求人がある
- 転職未経験でもゼロから営業職への転職サポート
いい求人netは、営業職専門の転職エージェントです。
シンプルで営業職の仕事を探しやすいですし、不動産営業の求人も多数掲載されています。
リクルートエージェントやマイナビジョブ20'sより専門的なので、他には載っていない求人も多い印象。
担当のキャリアコンサルタントも営業に詳しく、ゼロから丁寧に教えてくれるのでとてもおすすめです。
IT・Web・ゲーム業界にも強いので、不動産賃貸含めて幅広く探している人も使えるサービスですね。
2013年スタートの若い会社ですが、とても面白い企業なのでぜひ一度利用してみてください。
いますぐ登録したい方はこちら⬇︎
まとめ
以上、不動産賃貸の営業について詳しくご紹介してきました。
この記事を読むことで、不動産賃貸へ転職すべきかどうか正確に判断できるでしょう。
不動産賃貸の営業にはどういったメリットとデメリットがあるのか、もう一度確認しましょう。
まとめ
不動産賃貸の営業はきつい?辛い?
- 土日勤務の水曜休み
- 土日祝が忙しくて長時間労働
- 繁忙期の1〜3月は激務になる
- 基本給20万円台だが歩合制あり
不動産賃貸の営業への転職おすすめ3つの理由
- 営業経験ゼロでも月収50万円稼げる
- 覚える知識が少ないからすぐ結果を出せる
- 自分の営業力を極めることができる
- コミュニケーション能力が劇的に向上する
不動産賃貸の営業向けの転職エージェント3選
- リクルートエージェント
- マイナビジョブ20's
- いい求人net
私個人としては、不動産賃貸は営業未経験でもすぐに稼げるようになるので超おすすめです。
さらに、営業力やコミュニケーション能力も劇的に向上するので、一石二鳥です。
もちろんハードワークが必要ですし、体力も精神力もないと厳しい世界ではあると思います。
でも実力をつけたい人にはぴったりの職業だと思うので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
不動産賃貸や営業職以外に転職したいという人は、私のおすすめ転職サービスをまとめています。
こちらもお役に立てると思いますので、ぜひ参照してみてくださいね。