神戸大学って東京でどれくらいの認知度なの?
東京の企業の神戸大学に対する評価ランクは?
東京本社の企業への就活時に気をつけることは?
このような悩みや疑問を抱えている神大生に対して、アドバイスをお伝えする記事となっています。
この記事を読めば、関東と関西の神戸大学に対するギャップを知り、就活を有利に進めることができるようになります。
私自身神戸大学出身なんですけど、東京に本社を構える大企業ばかりエントリーしていましたし、入社1年目から人事部で採用にも携わっていました。
その経験も踏まえて、神戸大学就活生が知っておくべきポイントをまとめてご紹介したいなと思います。
神戸大学の東京での認知度
そもそもですが、神戸大学は東京でどれくらい認知されているのでしょうか。
関西でこそ京大・阪大に次ぐ有名国立大学ですが、東京だと印象はどれだけ変わるのか。
結論からいえば、「知ってはいるけど、関西の地方国立大学」というレベルです。
日本国内で言えば、北海道大学・東北大学・名古屋大学・九州大学と並ぶ地方大学のイメージですね。
例えば、東京で神戸大学のことを話すとこんなことになります。
関西:神大出身なんだよね → マジ!?すげえ!頭いいんですね!
関東:神大出身なんだよね → え?神大(じんだい)?んじゃあ神奈川大学出身?
関東では、神大=神奈川大学(ジンダイ)なので、ほぼ100%の確率で間違われます。
「いやいや神戸大学ね!」っていうと、「あーそうなんだ、優秀じゃん」で終わるくらいです笑。
それもそのはず、関東には東大・東工大・一橋・早稲田・慶応・上智など名門校がズラリですから。
関西では優秀な国立大学で有名ですが、関東では知名度はそこまで高くはないです。
神戸大学に対する東京大手企業の評価
では、東京に本社を構える企業からの評価はどうなのでしょうか。
今回はわかりやすく、国内の有名大学の評価ランキングという形式でご紹介したいと思います。
有名大学の評価ランキング
有名大学の評価ランキング
【S】東大 京大 阪大 慶應 早稲田
【A】東工大 一橋 北大 東北大 名大 神大 九大
【A-】MARCH 横国大 東京外大 関関同立
-------------------------------------------------
【B】筑波大 都立大 東農大 お茶の水女子
-------------------------------------------------
【B-】京都府立 大阪府立 大阪市立etc
※独断と偏見が入っているので、ご容赦ください!
大まかに区分けしてみましたが、概ねこのとおりだと思っています。
結論からいえば、神戸大学の評価はAランク(Sランクの次)という印象です。
就活において、神戸大学は結構高い評価を受けているので、学歴が有利に働くことが多いです。
Aクラス=旧帝大レベルという感じで、北大・東北大・名大・九大と並ぶ評価の高さ。
それを追いかけるのが、MARCH・関関同立クラスになりますね。
正直なところ、Aランク以上の大学ならほとんど影響はないものと思っています。
学歴フィルターで落とされることもないので、選考はほぼ個人の実力次第となります。
もし神戸大学生でES落選が多い人は、大学名ではなく記載内容に問題があるので見直すべきです。
ちなみに、AとA-・B・B-には薄い学歴フィルターがあり、ESの段階で自動振分けされてる可能性あり。
外資銀行・外資コンサル・五大商社などはフィルターが強いので、初期で落選の確率は結構あります。
五大商社の内定者データ
先ほどご紹介した五大商社ですが、各社の内定者の出身大学をリストアップしてみましょう。
五大商社の内定者データ
三井物産
慶應32・早稲田27・東大18・一橋13・京大9・上智8・東京外大6
三菱商事
慶應50・東大39・早稲田29・京大13・一橋12・上智大10・北大4
住友商事
慶應34・早稲田29・東大20・京大14・上智10・阪大9・一橋8
伊藤忠商事
慶應21・早稲田16・東大13・京大12・神戸大8・一橋6・阪大5
丸紅
慶應大30・早稲田21・東大13・京大9・一橋9・上智8・阪大5
※数字は内定者数
内定者数が多い順で書きましたが、すべての会社で慶應・早稲田が独占しています。
続いて東大・京大・一橋・上智があり、その後に神戸大学といった実績になっていますね。
これは五大商社すべてに共通していて、つまり学歴フィルターはほぼ確実に働いていると言えます。
上記内定者数は一部の大学のみ記載していますので、そこは誤解なく。
人数は少ないと思いますが、伊藤忠商事以外も神戸大学生は採用されていますし、私の大学時代の友人でもたくさん五大商社マンはいます。
また、神戸大学生が少なく見えますが、慶應・早稲田と比べて学生数が1/3くらいなので、分母の数がそもそも異なる点も考慮すべきですね。
ここで知っていただきたいのは、超一流企業になればなるほど、五大商社含めて学歴フィルターは強くなるということです。
神戸大学生が本社面接で気をつけるべきこと
ここまで神戸大学に対する東京の印象や評価をお伝えしましたが、実際に何を気をつけるべきなのか。
その部分を3つのポイントでご説明したいなと思います。
エリート感覚を頭から消し去ること
関西だと神戸大学生はメチャクチャちやほやされますが、これ結構危険です。
理由は先述のとおりで、関東だと神戸大学は「地方の有名大学」という評価だからです。
関西だと京大→阪大→神大→関関同立の構図があって、国立大というプライドが染み付いています。
しかしながら、関東には東大・東工大・慶應・早稲田・一橋・上智などのエリートがたくさんいます。
関東勢との競争に勝つためには、スポーツで言う「挑戦者」としてのマインドが必要になるわけです。
私自身、東京本社の新卒採用も担当していましたが、神大は上位校の中の1つといったイメージ。
関西本社の企業であれば、エリート枠として神大生を見てもらえますが、関東ではそうはいきません。
ですから、より謙虚な気持ちと姿勢で面接に臨まなくてはいけないことを忘れないように!
地方の人材である強みを生かせ
神戸大学生であれば、逆に地方の人材であるという強みを生かす方向で考えると良いでしょう。
東京の大都会に染まっていない、真っ直ぐで誠実なイメージを与えると好印象に繋がります。
なぜ好印象に繋がるかというと、背景に私の就活時代のエピソードがあるからです。
私が大手企業に入社後、採用担当だった方にこんな質問をしたことがありました。
地方の人材に求めるのは、最先端のスキルや頭の良さではない(あった方が良いけど)。
それよりも、純粋で元気で伸び代を感じさせる雰囲気を持った方が採用されやすいです。
場合によっては、本社面接では関西弁バリバリに出してしゃべるのも効果的だと思います。
関東の学生の場合、都会っぽい垢抜けて感じがあって、シュッとした頭の良さが求められます。
ただし地方の場合は、ポテンシャル重視の見方をされるので、内面の魅力を全面に出すと良いです。
人事担当の考える地方人材像を知った上で、面接に臨めば効果抜群だと思うのでオススメです。
誠実さと物腰の柔らかさをアピール
これは神戸大学生限定というよりも、大企業を志望している人は必ず意識すべきポイントです。
大企業は全体的に、物腰が柔らかくて、どんな環境でもやっていける人が採用されやすいです。
この理由は、大企業は全国への転勤や異動に対応できるゼネラリストが求められるからです。
それは採用基準に関するアンケート結果からも読み取ることができます。
ここで注目すべきなのは、上位3位に入っている「人柄」「今後の可能性」です。
関西文化にある神戸大学ですから、採用担当者への人柄アピールはとても効果的だと思います。
東京にある都会の大学生にはない人間的部分をアピールすれば、より内定獲得に近くでしょう。
神戸大学生に最適な2つの就活サービス
では最後に、神戸大学生で大企業を志望している人におすすめのサービスをご紹介します。
私自身が調べてみて、役に立つと思った2つのサービスを中心にお伝えしていこうと思います。
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパス4つの特徴
- 同じ大学出身のOBOGと同じ目線で就活相談できる
- 日本国内の有名企業の社員とつながることができる
- 大企業へのインターン参加ができる可能性あり
- 本選考直結のセミナーに参加できる
このサービスは、ビズリーチが運営している自分の大学OBOGとのマッチングサービスです。
神戸大学のOBOGと繋がって就活相談ができるので、より有益な情報をゲットできると言えます。
また、ビズリーチ・キャンパスに登録されている社会人は、大企業社員の割合がとても多いです。
本選考もかねた面談やセミナーも多くて充実しているので、ぜひ積極的に活用して欲しいサービス。
全て完全無料なので、一度登録して試してみることをオススメします。
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Meets Company
Meets Companyの5つの特徴
- 就活イベントの全国開催回数は業界No.1
- 社長クラスや人事担当者と仲良くなれる
- 内定獲得までのスピード感が速い
- プロのリクルーターが就活相談に乗ってくれる
- イベント終了後に企業を紹介してくれる
全国各地で毎日就活イベントを開催しているのが、Meets Companyです。
イベント参加や社長・人事との会話をとおして、就活レベルをドンドン上げることができます。
大企業への就職に直結するサービスではないですが、自分のレベルアップのために活用できるツールとしてオススメです。
また、就活のプロがES・面接対策を個別指導してくれるのも嬉しいところ。
ビズリーチ・キャンパスと同様、こちらも全て無料ですので、使ったもの勝ちですよ。
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まとめ
以上、神戸大学生で就活を頑張っている人に向けた記事を紹介してきました。
神戸大学は、関東では知名度はそんなに高くないですが、企業からの評価はAランクレベルで高いです。
とはいえ、地方の有名大学の1つといった立ち位置なので、謙虚かつ素直に就活を進めてくださいね。
最後におさらいをしておきたいと思います。
まとめ
神戸大学生が就活面接で気をつけるべきこと
- エリート感覚を頭から消し去ること
- 地方の人材である強みを生かせ
- 誠実さと物腰の柔らかさをアピール
神戸大学生に最適な2つの就活サービス
- ビズリーチ・キャンパス
- MeetsCompany
神戸大学は企業からの印象はとても良いので、遠慮なく伸び伸びと就活をして問題ないです。
不安や悩みに襲われたら、先述の就活サービスを積極的に活用して解決するのが得策です。
この記事が、神戸大学の就活生の参考になれば嬉しいなと思っております!